
| 初記・02.02.20 アベニー写真集へ |
| 初日 ホームセンターでアベニーパファを眺めておりました。ずっとフグに興味はあったのだけど、でもそれはミドリフグ。コロコロしてかわいいのよ。ガラスの前でひょいひょいと指を振ると寄ってくる人懐こさも良かった。でも汽水なのが最大のネック。汽水作るの面倒だもん。躊躇しておりました。でもアベニーなら淡水で飼える。聞くところによれば、水質にもそんなうるさくは無いらしい。 アベニーちゃんはミドリフグと違い、クチャッとした体型で、当然だけど小さい。1.5cmくらいの個体ばっかり。見ていると、スイーと後ろに下がる泳ぎ方やブーンとうなりを上げてるような胸ビレがやたらとかわいい。体の割に目が大きくてクリクリとよく動くんだよね。いつもなにかを探してる、なにかを見つめてる、なにかを考えてる。そんな感じ。 見てるうち店員さんが通りかかったので、発作的に衝動買いした。3匹¥980の値札。6匹購入しました。ケンカをする種類はたくさん入れろってことでしょ?ディスカスもスマトラもそうだもんね。6匹が多いのか少ないのか知らないけんど、前日掲示板にお伺いした「魚のきもち・・」の赤ゴルゴさんは17cmキューブに3匹ってことだから倍にしちゃった。多分この選択は間違ってるのだろうね。まいっか。 えーと・・水槽がないぞ。テトラのメダカ飼育セットが空いてるから、あそこに入れよう。砂はソイルとセラミックならあるし水草は適当にトリミングして・・。考えているうち、なにをやっていたか餌を聞くの忘れた。まいっか。どーせ冷凍アカムシだろ。 帰ってアクアライフのバックナンバーを取り出し、フグ特集を読む。 アベニーパファはインド、スリランカの産まれで、体長2cm前後。数年前から輸入され、おとなしいけどオス同士はたまにケンカをする・・。自分の知ってる限りだとアベニーはもっと好戦的なはずなんだけどな。コリドラスやグッピーのヒレを齧るとも書いてある。 水槽を立ち上げようと思いながら面倒だったので、グッピー1ペアしか入っていない水槽に目をとめる。この1ペア出しちゃおっと。水草はミズノユキシタとアナカリス、アマゾンフロッグピットが入っている。かなり入り組んでるので、ケンカの緩衝にはなるでしょう。OK。素焼きの土管を引っ張り出し追加で入れてみた。うーん。なんか役に立つのだろうか?ここはスネイルがたくさんいるので、餌にも困らないかもしれない。はい。フグが貝好きなことくらい知ってますよ。 アベニー6匹をプラケに移し観察する。とりあえず乾燥アカムシとクロマフィッシュフードを入れてみる。乾燥アカムシは水を含んだ状態でちょっとだけ食べた。チュルルって吸い込む。食べるっつーかノド越しの触感を楽しむというか。楽しんでない?あそ。クロマは障害物のような扱いだった。食べ物として認められていない。 大きいほうの1匹がもう1匹に執拗にまとわりついていた。どこまでもどこまでも影のように追って行く。ブラックゴーストみたいなイヤ〜な感じの張り付き方。執念を感じるほどしつこく水槽3周回ったところで、どついた。噛んではいなかったけれど、3周追ってから攻撃するって普通じゃないぞ。縄張りなんて意識じゃないね。バーリトゥードでブラジリアン柔術の選手がマウントポジションに相手を持って行くような執拗さだった。確かスネイル噛み砕けるくらいの立派な歯があるんだよねーアベニーちゃん。 ここでアベニーに対する認識が固まる。かわいいけど怖い。「グレムリン」です。グレムリン、好きなんだよねー。萌えそう。 残りも全部入れた。やっぱり6匹は多すぎるかもね。いざこざはあるものの、さきほどのような執拗さは分散されたみたい。水槽のガラスに沿って上下に動いてるやつが多い。 夜、冷凍アカムシをやった。どれくらい食べるのか分からず、一掴み、ポイッと落とす。寄って来た寄って来た。 ん?眺めてます。ひたすら眺めてます。至近距離でずーっと。上から横から。じーーと眺め続けてます。穴が空きそうです。それ、餌なんですけど?冷凍アカムシっていうんですけど?みなさーん、知りませんか?それ。 ややあせりつつ、そのうち食べるだろうと、そのままにしておく。結局食べなかった。げろ〜ん。 残飯処理と、ヒレでもどうぞってつもりでオスのグッピーを一匹入れておいた。 あ、あれ?? ヒレを齧るどころか、グッピーてアベニーに比べるとはるかにガチャガチャ動くのよね。全然じっとしてないし・・あっヒレでアベニーを蹴散らしてしまった。うーん誰だ、グッピーはヒラヒラおっとり泳ぐなんて書いたの。そんなの固定観念か死にかけのグッピーだよ。あわてて取り出す。ヒレ齧りは精神安定って書いてあったけど、これではアベニーちゃんにストレスが溜まってしまいます。 |
| 二日目 アベニー水槽には、昨日の冷凍アカムシがいっぱい。変色したうえ、ふにゃふにゃになって落ちたままだった。減ってない。プロホースで吸出し、しょうがないので足し水する。本当はあんまりいじりたくないんですけどねえ。気持ちとは裏腹に、食べなかったとき片付けが簡単に出来るよう、アカムシの落下地点に陶器の盃も置いてしまった。環境に慣れていないところで異物を置く、なんて初心者同然だなあ。どうせだと思い、土管も縦置きから横置きに変更。(あーあ) 今日は冷凍アカムシを一本ずつピンセットで挟み、ヒラヒラしてみた。前面に出てきた2匹だけが1本ずつチュルチュルと食べた。あとの4匹、どこへ行ったんだ?奥を見ると、スポンジフィルターの落水がある地点へ行って水流に揉まれていた。滝遊び?水流って嫌いなんじゃなかったけ? スネイルの殻が3,4個目に付いたので、スネイルでも食べてるんだろうと思うことにした。とりあえず盃に4,5本のアカムシを落としておく。 |
| 三日目 ふと思いつき、冷凍ブラインを入れてみた。無視された。今日も1本ずつアカムシをピンセットで摘んでヒラヒラ踊り。今日は4匹前面に出ていて、3匹がちょっとずつ食べた。でもヒラヒラやってる時間(アベニーが眺めてる時間)のほうが長くて、指が痙攣してきたのでやめる。時計を見たら30分くらい続けてたようだ。 ヒラヒラさせてないと無視されるし、ヒラヒラさせててもピンセットを眺めてたりする。近づけると逃げるし、落とすとそのまま無視される。落ちたもんは食わないんですか。ふーん。もうイヤ。インターネットで検索してみよう。 残りのアカムシとブラインは隣りのグッピー稚魚水槽へ入れた。狂ったように食べていた。体よりアカムシのほうが大きそうなんですけど。 |
| 四日目 朝起きて水槽を見ると、なんと水槽前面に5匹並んでいた。ねぼけてるな? 急に思いつき、初日の軽い実験で食べた乾燥アカムシ(キョーリンのフリーズドライビタミン赤虫)を入れてみると・・ 乾燥してるアカムシが水を吸ってぶにょーて膨らむ動作がアベニーを刺激するらしい。しかも浮いたままなので、食べない時は上からピンセットで軽く叩いて動かしてやることも簡単。なーんだ。ひょっとして店でやってたのこれか? 帰ってまた乾燥アカムシをやってみると・・食べる食べる。やっと普通の人のスタートラインに来たかあ。こんなものに栄養が有るのか無いのかわかんないけど、食べないよりずっとマシだよ。 満足満足。1匹、飛びぬけて大きな個体がいて、そいつがボス。無条件にボス。ちっちゃな2匹が水面に上がらず、餌を食べてないのが気がかり。でもいいや、4匹はとりあえず食べたし。 ラック上段に3本並べた30cm水槽の真ん中って、一番ケアがしづらいです。17cmキューブのほうがいいのかなあ。上から覗き込めるほうがいろいろと世話はしやすいですね。 |
| 五日目 インターネットで調べても、冷凍アカムシを食べないという例はほとんど見当たりません。水質が悪い、ケンカで噛まれた、環境に適応していない、どれも違うと思うのだけど、今まで食べたことないから? 食べ残しの乾燥アカムシがあるので、今日は1/4くらい水替えしようと思います。といいつつ、気づいたら半分水替えしてました。結構スネイルの貝殻も綺麗には食べてなくて肉片が残ってたりする。どーせなら綺麗に食べてくれよぉ。 と言いつつ、他水槽からスネイルくんを落としてみました。ぐるぐる〜って感じで観察してからパクッって突っついた。すっげー獰猛。大きいと迫力あるんだろーなー。でも安部ちゃんは小さいからなんとなくかわいい。 インターネットであちこち調べた成果。オスメスの区別が出来るようになりました。上の写真はオスですよね?ね? |
| 六日目 雌雄を確かめてみたところ、オスメス半々でした。ニーチャンが1匹ずつ、なにやら吟味して掬ってただけのことはあります。 今となってみると、乾燥アカムシを食べるというのも、逆に嬉しい。朝なんてアカムシ解凍してるヒマがあったら寝てたいですから。 やっと我が家の住人になったようでひと安心です。 |
| 七日目 今日は土曜日。久々の土曜休みなので、ダイソーでガラスの受け皿を購入。じゃまな土管を取って、替わりに塩ビ管を入れました。 ネネママさんに冷凍アカムシの揺らし方を教わったので再チャレンジ。問題なく食べるのですが、一旦底に落ちてしまうと食いが悪くなります。 スネイルのような活餌は嗜好が高いですが、冷凍アカムシはそうでもないみたい。乾燥アカムシやってた方が簡単でいいですねえ。 次は、産卵の兆候など見えましたら再開するつもりです。じゃね。 ところで、安部ちゃん観察してると時々お尻に空気の泡がついてるんですけど、あれってひょっとして・・ |
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