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グッピー水槽のPH 過密飼育下で起こるPHの推移

グッピー飼育の世界では、よくこんなことが言われます。

「ペーハーなんぞ測ってるヒマがあるなら換水しろっ」
「数値測ってるやつで、まともなグッピーを育てるやつはいない」

おっしゃる通りでございます。
なぜならば、グッピーというさかな、PHショックや水質の変化に大変鈍感といいいますか、懐が広いといいますか、大抵のことには適応してしまうからです。

でもさ、ちょっと見てよ。なんでトニナが伸びてんだよ。
見えないですけど、この後ろじゃ上部フィルターから巻き込まれた大量のエアがキラキラ光ってるのにっ!
トニナつーたら、低PH・低硬度・高光量の南米産有茎草じゃん。ひょっとしてこの水槽の水、スッパい?


てことで実験です。今回はこれを使用しました。
マーフィードのハンディPHメーターです。


まず測定液でPHを中性にセットします。
次に水道水のPHをチェック。

水道水はPH6.8でした。
なかなか良い環境です。

さて、やばそうな水槽のPHを測定してみますね。


実験1
こうやって見ると、どの水槽もゆったりしているように見えますが、実は水を掬おうとすると必ずさかなが入ってしまうほど過密です。

45cm規格水槽1

ろ過:上部フィルター
底砂:大磯系(部分的にソイル埋めこみ)
換水:週1回半分

PH:4.2(換水後7日目)
45cm規格水槽2

ろ過:上部フィルター
底砂:赤っぽい砂利と大磯系混合
換水:週1回1/3

PH:4.7(換水後7日目)
60cm規格水槽1

ろ過:上部フィルター+外部フィルター
底砂:セラミック(部分的にソイル埋めこみ)
換水:3週1回半分

PH:4.2(換水後10日目)
60cm規格水槽2

ろ過:上部フィルター
底砂:大磯系
換水:1か月1回

PH:4.3(換水後えーと・・?)


測定結果

酸っぱ!
部分的にソイルを埋め込んでる2本は別として、普通だと思ってた1本まで酸性に傾いてる。こんなに酸っぱきゃトニナも枯れないってこと?「PH4.5グッピーは死なない」て漫画があるみたいですけど、我が家はPH4.2でも元気だ。
大量のさかなをキープしていて、餌も毎日大量に与えていると、ろ過バクテリアが働いて水は酸性に傾きます。にしても、アロワナ水槽並みの低下じゃんっ。よーし!またまた実験だーっ。


実験2

1番水質の変化が激しいと思われる30cm規格水槽3本と8リットルプラケ1本の、換水から換水までの1週間を測定しました。
換水はどれも週1回9割です。底砂にはセラミックまたは大磯とセラミック混合。ろ過はスポンジフィルターを使用。
水草は入っていますが、プロホースで毎週底砂をかき混ぜています。丸洗いはしていません。
実験はなるべく公正を記すため、深夜の同じような時間帯で、一気に行いました。

30cm・1 
グッピー成魚が約50匹います。1週間でのPH推移は6.6→4.7でした。
写真 換水後 3日目 7日目(換水直前)
30cm・2
アベニーパファ5匹とオトシン2、アカヒレ1。PHの推移は6.5→6.3と緩やか。
30cm・3
グッピーの若魚&稚魚が50匹ほど。PHの推移は6.4→5.1でした。
8リットルのプラケース
グッピー成魚30匹ほど。外掛けフィルターなので水位は低い。PHは、6.1→4.5!
写真、忘れちゃた


測定結果

やはり、水量とさかなの収容数(餌の量)に比して、PHの低下率が顕著です。
よく言えば「ろ過バクテリア」が正常に働いている。悪くいえば「さかなの詰め込みすぎ」ですな。

このような過密飼育下では、換水はもっとこまめに行いましょう。ごめんちゃい。
それにしても、ペーハーて7日で「1.5から2」も下がるんですねえ。ビックリしました。
これだけ過密だと脱窒なんて夢なのかしらん。選別・・結構間引いてるんだけど、あっという間に湧くしぃ。(笑)

え?底砂が汚れてるせいだって?
じゃあ丸洗いして同じ実験をしてみましょう・・・か?そのうちね。

珊瑚砂とか言われたってさあ、元気に生きてるからいいじゃん。

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