インプレッション 本・書籍 2  2002.04.11   7/13追記

レイアウト・マニュアル AQUATIC SCENE
著者:吉野 敏
発行:1986年


ハードカバーで、半分カラーページ、半分モノクロ。
カラーページでは、20点の作例レイアウトを掲示。それぞれにイメージの名前がつけられています。例えばミクロソリウムとラスボラで作った「ファン・ファン・ファン」、北米原産水草とさかなによる「ポップ・アラウンド・ザ・クロック」など。

アマゾン産の水草だけ使いカラシンを泳がす、アマゾン・フロッグ・ビットとチェーン・アマゾンでクリスタリーノを再現する、などテーマを絞った水景が作成され、必要な水槽サイズ、レイアウト図、砂、魚、水草、フィルター、肥料、ライトまでが明記されています。書いてある通りの素材を揃えれば、写真通りの水景が完成する、というわけもないでしょうが、近いものは出来るでしょう。さかな、水草とも必要とする水質が似ていますから、忠実に実行すれば問題無く育成出来ることと思います。

タンガニイカ、マラウイ湖の再現モデルなど石組みだけのレイアウトや、マングローブのある川の再現モデルのようなテラリウムも紹介されています。

ただ古い本なので、新しい水草が使用されていないのはもちろん、写真もなんだか古ぼけてる。アイデアは良いのですが、自分の水槽にはあれもこれもと色々植えてみたいのが普通で、そういう意味で実用性はありません。

ある程度水草の知識がある人なら、これならこれとこれを植えて・・、なんてレイアウトを考える上でベースには出来るかもしれませんが、それなら他に良さげな本も多々あるように思えます。

モノクロページでは、必要な機材の紹介の他、レイアウトプランの基本やトリミングの仕方、メンテナンス、コケ、スネイル対策、水草が生長しない時のチェック・ポイントなどが、大雑把ではありますが、分かりやすく記述されています。

別にあっても困らない本かもしれませんが、\2,880の価値があるかどうかは疑問です。個々の水草に対する説明は一切ありませんし、初心者用でも上級者用でもなく、発刊された年代の現状を想像出来ないので評価しにくい本です。お金と知識欲に溢れた人なら買って下さい。

わたしはビニ本だったので中身が分からなかったのとタイトルに惹かれて購入しました。
長年水草をやっている人に聞くと素晴らしい本だそうです。


グッピーのすべて
著者:和泉克雄
発行:1995年


この本は現在入手出来る唯一の「和泉グッピー」本であり、著者あとがきによれば1967年に発行された「グッピーへの招待」の、ほぼ復刻版です。グッピーについて書くならこう書くより他無いと言い切る和泉さんの言葉は、一見隠居ジジイの回顧録にも思えます。

ところが読み始めたとたん、そんな考えはどこへやら、和泉さんのグッピーに対する熱い情熱と愛情、研究心にひたすら胸を打たれることでしょう。表紙にある「最高権威が教える第一級の知識」という言葉は、今現在、間違っています。この本は「グッピーを愛し生き物を愛した先達が、グッピーを愛する後輩たちに残した道しるべ」です。

「グッピーのすべて」は今もなお、決して古びることのない新鮮な輝きを放っています。またグッピーの遺伝、グッピーの選別と維持について、これほど丁寧に記述された本は未だ存在しません。(記述に古式ゆかしい部分も多々あるのが難点です)

創造を忘れたコンテストなんてどうだっていい、人の評価なんて気にしない、自分だけの美学を追求し、自分だけの創作グッピーを完成させること、それこそがグッピーを飼育する目的だ、と語る和泉さんの探究心に、必ずや心打たれることでしょう。

デルタテール・オブ・フォンテーヌの写真こそありませんが、Mr.パープルや大統領スワローなどの珍しい写真を衣笠寛氏と筒井良樹氏が撮影しておられます。ただそれらは、衣笠氏がご自分のオリジナルグッピーを撮影されたものや、筒井氏のものだと思われます。

そういえば、さまざまな方向に飛びながらグッピーと結びつける感覚は筒井氏の一連の著書、連載と似ています。グッピーだけに捉われるほうが変だと言われてしまえばそれまでですが、和泉氏の著書が筒井氏に与えた影響も否定出来ないのではないかと思います。

またグッピーの歴史について、これほど詳しく書かれている本も無いでしょう。その記述はなぜか前述の「グッピーの飼い方・育て方」や「グッピーを楽しむ」、アクア・ブリーダーズ・クラブのwebと若干違います。またポール・ハーネルを始め、アメリカのグッピー飼育者たちについても触れられています。日本のグッピー史としても貴重な1冊です。

この本は、ある程度、グッピーの知識がある方にお勧めします。
なぜかと言いますと、やぱり記述内容に、今の考え方とズレた部分を含んでいるからです。本当はものすごく正しいのかもしれませんが、現在、常識とされている観念に固まっていると非常に違和感のある描写が多い。「不完全優性」の中の「部分優性」、モザイク雑種がタキシードなどと書かれると、グッピーを始めたばかりの人は混乱してしまうでしょう。

明らかに変な記述も多いのですが、そこはちょっと違うかもしれない、いや本当は正しいかもしれない、こういう始まりだったのね、95年の本にこんなこと書いてていいのかボケジジィなどと考えながら読めるだけの基礎知識も必要かと思います。(わたしも初心者同然なので偉そうなことは言えませんが)

一般的な飼育書としてより、素晴らしい先達が与えて下さったグッピー飼育伝道の書として読んだほうが良いのかもしれません。グッピーを飼育されている人なら、必ず心に響く本であり、新たな知識を得られる本です。是非、ご一読を!


はじめての水草ガーデニング
著者:高島実
発行:2001年


タイトルの通り、水草の初心者でも、本書の記述を一通りマスターすれば水草水槽を立ち上げることが出来ます。

巻頭で18例の水草レイアウトが紹介されています。トニナやジャンボ・ケヤリも使われています。でもなぜかスターレンジやレッド・ピンネイトは使われて無いしトニナも1種だけ。最新の本なのに実に不思議です。初心者用だからでしょうか?

セッティングの章では、器具の一通りが説明されます。例えばCO2の添加装置としては、ほぼADAのアドバンスシステムに的を絞っており、底砂には、南米産の水草にはソイル、アヌビアスには大磯と選択肢の幅は狭いものの、初心者用としては的確なセレクトがなされており、言い出すと切りが無いので無難な決めうちかと思います。

アングル台水槽のセッティング、フィルターの組み立てと続き、購入した水草を植える前の下準備。有茎、ロゼット、シダ、グロッソ、リシア、アヌビアスなど種類ごとに説明があります。

水草のレイアウトと植え方、肥料の説明が簡単にあった後、水草&小型熱帯魚小事典。ピンネイト載ってないスターレンジ載ってないビーシュリンプ載ってない。

最後はメンテナンスの仕方です。
まずPHショックによる水草への影響が書かれており、肥料の選び方、与え方、コケ対策など一通り説明があって、各種水草のトリミング方法に移ります。

ここでも南米産有茎草は無視されており、グロッソなど前景草についても触れられておらず、初心者をバカにするな、と若干は思うのですが、初めての水草水槽でそんなもの使うなということでしょう。せっかく新しい本なので残念です。

水替えの仕方、フィルターの洗浄方法の後、タイプ別水草の増やし方、病気対策があっておしまい。

個人的には、もう少し突っ込んだ説明と、グロッソや南米産有茎草のトリミングや増やし方が・・くどいですか?(笑) 初心者用の本にそんなことを求めてはいけませんか?

A5版オールカラーで、どの項目も写真で丁寧に紹介されており、初心者には分かりやすい本です。水草初心者の人が基礎的な知識を身につけるには、文句無くお勧めの1冊。

逆に言うと、日頃から「楽熱」のような雑誌を軽く立ち読みしてるだけで買う必要も無くなる程度の本です。


コリドラスの仲間
著者:ピーシーズ
発行:2001年


順調に刊行を重ねているProFile100シリーズ。vol.4まで「**総論」という名前でしたが、このvol.5から変わってしまいました。これに総論てつけたら、さすがに気が引けるやろ。最初の気合はどこへやら。

新しい種類が少し載っている他、これといって特徴はありません。写真が大きいのと\500という価格が魅力です。飼育に必要な一通りの記述がなされていますので、\500でコリドラス飼育の概要をマスターしたい人はどうぞ。

備考・2.「ディスカス総論」3.「アロワナ総論」4.「ワイルド・ベタ&小型グーラミィ総論」


60cm水槽・1
著者:ピーシーズ
発行:2001年


60cm限定で水槽が主役。凡人には思いもよりませんな。なんでこれだけ最初から「1」なのか。アイデアが溢れすぎて1冊で収まらなかったのでしょうか?

レイアウト水槽の写真が延々続くけど、使用した水草他、詳細は一切ナシ。なかなか気合が入ったレイアウトの数々に見入っていると・・・。

す、すげえ・・。コンクリート・ブロックを3つ重ねただけのレイアウト、赤・青・黄に彩色した石を並べただけのレイアウト、アクリル板で作った階段にポット入りの水草を並べただけのレイアウト、おもちゃ売り場で買った合成樹脂の木と動物を配置しただけのレイアウト・・。一発芸の数々が続きます。ソファテーブルを水槽にしてしまうのはアイデアですね。

マンネリ化しつつあるProFileの怪作。
レイアウト・セッティングでも、植えている水草の表示ナシ。底床材や照明の説明も無い。ただ黙々と植えられていく水草たち・・。だって水槽が主役なんですもの、なに植えよーが関係ないジャン!

最後のQ&Aはまともなことが書いてあるのでつまらないです。
Q:「60cm水槽て子供のお風呂に使えますか?」
A:「熱いお湯だとガラスが割れます」
みたいなのに終始して欲しかった。

60cm水槽に蹴りを入れた男の悲哀はもう少し工夫が欲しいですね。。
全般にノリが中途半端なので、続編はキレまくって下さい。絶対買います。


プレコの仲間
著者:ピーシーズ
発行:2001年


「プレコの仲間」て誰のことよ?プレコなんて載せずに「仲間」だけ載っけてみれ?
なーんて重箱の隅をつつきたくなるくらいワンパターンのシリーズになりつつあるProFileです。

Lナンバー(ドイツの雑誌DATZが振っているロリカリアナンバー)のある種類は表記してある点、好感が持てます。バンコクのプレコ・ファームで見るヒポプレコの卵塊も迫力があります。

でもなあ。さして新種をフォローしてるわけでもなく、既存種も一部が紹介されてるだけ。レイアウト水槽はしょぼすぎるし、誤字や写真の入れ違えはあるし・・。「コリドラスの仲間」よりは良かったです。\500が魅力。

備考・6「エンゼル・フィッシュ」 7「南米産ドワーフシクリッド」
現在は海水魚のマリンプロファイル50シリーズが刊行されているので、第一期終了ってところでしょうか。


アクアウェーブ
雑誌:隔月刊
発行元:ピーシーズ


アクアリウムの世界には、書店で購入することの出来ない本、雑誌が多々存在します。例えば上記ProFileシリーズがそうです。この「アクアウェーブ」は雑誌ですが、やっぱり書店には売っていませんし書店流通コードもありません。お買い求めは、お近くの熱帯魚専門店、ペットショップで、ということになります。

書店で売られているアクアライフ、フィッシュマガジンに比べると、多少マニアックな部分も含んでいますが、同じような記事、特集も多いです。ただピーシーズの雑誌ということで現地の取材記事が多いのは嬉しいし参考になります。カラーページが多く、写真が豊富で綺麗なのも特徴です。問屋やショップで撮影して来た(あるいは借りて撮影した)写真が多く、押さえどころが良いせいもあって隔月刊ながら独自スクープもあります。この号は「フラメンコ・ダンサー」見たさに購入しました。

内容が濃いのは2か月分なので当たり前ですが、たまにお気に入りの記事があった時購入すると、やっぱり楽しい雑誌なのかなあと思います。


The Book Of ADA 2002
ADA 2002年度版カタログ
発行元:アクアデザインアマノ

わたしが初めてADAの存在を知ったのは、ネイチャーアクアリウムという言葉ではなく、オシャレな水景や器具の数々でもなく、「アクアソイル」という「土」のかたまりでした。土のくせに丸い粒なのはなぜ?土のくせに吸着作用があるらしいのはなぜ?実は今でもその意味は実感出来ていません。(笑)

そんなわたしもいつの頃からか(多分、クリプトとかテネルスとかグロッソとか根張りの良い水草を植えるようになってから)アマゾニアを大磯やセラミックの下へ、スポット的にではありますが、隠しこんで撒くようになりました。

これは、どう考えても砂より土のほうが微生物がわきやすいこと、たくさん表面に出ると藍藻くんがいらっしゃること、もとよりソイルでグッピーなんか飼ってたまるかってこと、出来れば入れてることも悟られたくないこと(笑)、さまざまな折衷案が織り成す結果なのですが、下手にレイアウト変更などしようものならリセット覚悟になってしまうのが悩みの種です。というか、それら水草の周りにプロホースを刺すような真似もしません。(も、もちろんさ)

人は第一印象から抜けられないことも多く、わたしの場合、未だADA=ソイルではあるのですが、一般的にはオシャレな水槽、器具、小物や「ネイチャーアクアリウム」なる一代家元・天野流の水景なのでしょう。わたしはアホなので単純に天野さんが作った水景=ネイチャーアクアリウムなのだと思っています。

さて、2002年度のカタログですが、なんと言えばよいか、言葉が出ません。
特に中盤の「How To Nature Aquarium」は読み応えがあります。初心者こそ読まねばならぬ「ごく一般的な」水槽内世界のしくみとノウハウがびっちり詰まっていて、これだけで凡百の熱帯魚、水草、アクアリウムの入門書を凌駕しています。

ラストはもうブットびまくり。2002年度版カタログはもうなんと言いますか、今までとはちょと違う気合が入ってます。これはカタログなんかじゃないよね。(て毎年言ってるかもしれないから使いたくないんですけどレベルが違うと思う)

AQUA JOURNAL
雑誌:月刊
発行元:アクアデザインアマノ


わたしゃとりたててADAの信奉者じゃありませんし、水草にも疎い者です。
なので、好んでこのような雑誌は買いません。この雑誌は毎年、ADAのカタログを貰う時にだけ購入します。自分にとっては、これがカタログのおまけ的存在です。ADAのカタログは毎年実に立派なので、必ずADA製品と共にこの雑誌を買った上でカタログを頂きます。今年は「トルマリンF」を買いました。(笑)

わたしにはアクアライフの連載や写真、広告と同じものが溢れた雑誌にしか見えませんけど、見る人が見たら違うのでしょうね。

MiNiMa  Vol.1
雑誌:不定期刊
発行元:ピーシーズ
 1999年

言うまでもなくピーシーズはプロのカメラマン集団です。
プロカメラマンが記事を書き、編集し、校正して雑誌を発行します。なんでも得意な人間はいませんから、得手不得手があるのは当然でしょう。ですから、時々ゲロゲロな記事が平然と載ったり、誤字脱字誤植もあります。

この「ミニマ」という雑誌は「小型美魚、水草」という比較的得意な分野に絞って作られていますし、得意中の得意である「クリプトコリネの自生地を求めて」や「東南アジアの水草ファーム探訪」のようなアジア取材物はつい見入ってしまいます。創刊号は日本の水草ファーム探訪もあり興味深かったです。ペンシルフィッシュの小特集があるのも個人的には嬉しい。(但し1999年刊です)

でもね!MiNiMaは、発行し続けないといけない雑誌とは違う、ムックみたいなものでしょ?小型美魚特集、全般にもう少し記事内容が濃ゆくてもいいんでないかい?

あと、カエルはどうかな?と思うんですが。(笑) 現在Vol.2まで刊行済。

金魚の楽しみ方
著者:佐藤昭広
発行:2002年

ProFile100シリーズ再開第1弾は金魚。
知っていそうで全く知らない金魚。「金魚伝承」を買うほどマニアでもない人のカタログとしては役立つでしょう。
飼育器具に「金魚鉢」が無いのは愛情?餌の種類が少ないのもスポンサーとかよからぬ想像をしてしまう。(笑) 

らんちゅうの買い方などへえと思ってしまいました。せめて金魚の産卵孵化の写真とか載せてくれたらお勧めしちゃうんだけどな。FRP池のような特殊環境をもっと紹介して欲しいけど、品種紹介に徹するなら徹して欲しい。中途半端すぎます。

アクアライフ誌で続いてる「金魚のはなみち」は面白いですよね。アクアウェーブの「金魚銘魚探訪」もいいです。「金魚伝承」、売れてるみたいですが面白いのでしょうね。(読んでません) そういうの読んでる人が買う本じゃないです。同じ人が書いてると思えない。

ProFile100シリーズは「\500で上っ面の紹介」に終始するつもりなのでしょう。
「総論」の頃はもう少し違ったような気がします。日本人の最も身近に存在するアクアリウム「金魚と金魚鉢」を広めようという熱気は微塵も無い。どこが「楽しみ方」やねん?個人的には、対象を見慣れていない分、コリドラスやプレコより上出来。

備考:同時発売ProFile vol.11「マラウィ湖産シクリッド」

シュリンプ&スネイル
著者:ピーシーズ
発行:2000年


キーパーズガイドNo.5です。国産外国産の淡水エビと淡水汽水に住む巻貝を集めた1冊。
まー次から次へエビが出てきます。山崎浩二氏の独壇場ですね。西表島やタイでの採集写真もあり、思いつきの企画とは全く違うことが分かります。

巻貝のほうはページも少ないし、写真とデータが主なのですが、見終わる前と後では明らかに知識が違って来ますよ。
こんな本、他にはありません。エビ貝ヲタクじゃなくても持ってて損はしない1冊でしょう。

熱帯魚の育て方知恵とコツ300
著者:小野塚正孝
発行:1995年


まだ自分で熱帯魚を飼っていない時、父親の熱帯魚飼育がひどすぎるんでない?と思ってプレゼントした2冊のうちの1冊。主婦と生活社の「ひと目でわかる!図解」シリーズの1冊です。他にどんなものがあるかというと「かんたん!手作り燻製」「包丁さばき入門」みたいな。一般入門書ですな。

この本の特徴は300のTIPSを全てイラスト付で紹介しているところです。
水槽の立ち上げかたを順番に、ということではなく、「日常管理編」「魚編」「水草編」「道具編」「繁殖編」に分けてチップスがランダムに並んでいる構成です。例えば一番最初に書いてあるのは「流木のコケに熱湯をかけたらエビの餌に」です。

チップス集ですから、見終わるとなんだか知識がついたように思います。
でもさー、全部自分で試してるわけじゃないよね、これ。
「スネールはカマボコで取る」だの「ポット売りの水草はそのまま植えて大丈夫」だの「大型魚は剥製保存」だの、自分でやってんの?て聞きたい度満開なチップも有り。

パソ通なんかやってた人が書いてるようで、まあ何も知らない人にはお役立ち度の高いTIPSが揃ってます。おもろいイラストもついて、初心者がシッタカするにはいい本かもしれません。

が。
グッピー水槽にティースプーン1杯の粗塩入れてどうなんの?
この本のおかげで手掴みで粗塩ガバッと入れようとしたわたしはキ○ガイ呼ばわりされた。個人的には苦い思い出の1冊です。(今思うと手掴みのガバッも絶対良くないよ)

知っておきたい熱帯魚・水草
著者:桜井淳史
発行:1996年


学研の「知っておきたい」シリーズ。他にどんなのがあるかというと、「知っておきたいハーブ」「知っておきたい魅惑のバラ」「知っておきたいアウトドア危険有毒生物」・・・

世の中、知っておきたいことは他にたくさんあるような気がするんですが。

最初に熱帯魚、水草の種類が写真で紹介されており、熱帯魚の選び方、水あわせの仕方と続き、種類別熱帯魚の飼育方法へ。書いてあることはバツグンに古い。

昔のものを流用しているか、昔の本を読んで書いたか、昔の知識がそのまま生きてる人なのか。
例えば「グッピーの飼い方」では、和泉さんの「グッピーのすべて」ではあ?と思ったことがそのまま書いてあります。
水道の水をそのまま使用するとグッピーのヒレに泡がつく、ほうれん草を吊るせ、その他突っ込みどころ満載だったので、鳶田章子さんに思いっきりネタにしてもらいましたとさ。

この本も自分で読んだのはずっと後で、父親にプレゼントしたものです。

熱帯魚水草カタログ
著者:小林道信
発行:1995年


ピーシーズでお馴染みのカメラマン、小林道信氏が書いた「豆本」みたいな大きさのカタログです。
わたしが自分のために買った本の2冊目。1冊目はどっか魔窟に消えた。

この本を見ながら、次はどの熱帯魚を買おうかなーと一人ニタニタしておりました。
それ以上、言うことはございません。

熱帯魚178種、水草91種、海水魚55種、無脊椎18種、海藻5種。
どうでもいいことですが、海藻が載ってる本はこれしか持っていません。

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